CentOSメンテナンス

パッケージ更新を"yum update"を実行したところ、更新サイズが400MBを超えていたため、更新諦めることとした。
ひとまず、パッケージ整理しなければということで、もう使わないであろう仮想化関連パッケージ削除を以下コマンドで実行した。

yum groupremove "Virtualization"

また、インストール済み関連パッケージ一覧は以下コマンドで確認可能。

yum grouplist

尚、主なグループ名は少し古いが以下URLに掲載されている。

http://wiki.poyo.jp/read/Linux/Fedora/Tips/yum%20de%20group

  • Linuxルーティング追加設定

以下URLにCentOS5.3での設定方法が紹介されている。

http://www.server-memo.net/server/linux-setting/linux-routeing.html

  • APIPA用ルーティングの設定削除

routeコマンドでルーティング設定確認したところ、知らないネットワークアドレスが「169.254.0.0/16」があることに気付いた。
調べたところ、当該ネットワークは一部のディストリビューションで自動設定されるAPIPA(Automatic Private IP Addressing)であることが分かったが、特段必要ないので当該ルーティングを以下設定で削除。

# /etc/sysconfig/networkに以下一行追加
NOZEROCONF=yes

eth1の無線LANバイスでインターネット接続している状態で、eth0の有線LANポートにネットワーク自習用のクロスケーブルを別PCと繋いだところ、インターネットに接続できなくなった。
routeコマンドで確認したところ、デフォルトゲートウェイがeth1からeth0に変更されていることを確認。
そのため、一時的に以下コマンドでデフォルトゲートウェイをeth0からeth1に戻した。

route add default gw 192.168.0.1
#192.168.0.1:eth1のデフォルトゲートウェイアドレス
route del default gw 192.168.1.20
#192.168.1.20:eth0のデフォルトゲートウェイアドレス

本日の自習ネタ

  • 受信ブースター

アンテナと受信機が離れている場合(ex. 30m以上)、複数の受信機へ信号を分配する場合(ex. 4分配)などに改善効果が得られる。

  • スカパー直販アンテナ

現在スカパー直販サイトで可能な受信アンテナは、2ルームアンテナSP-AM100MとマルチアンテナSP-AM200Mの2種類。
SP-AM100Mの主要仕様としては、口径43cm相当、LNB周波数11.2GHz、電源DC11V(V偏波)又はDC15V(H偏波)。
SP-AM200Mの主要仕様としては、口径32cm相当(110)又は42cm相当(124)又は40cm相当(128)、LNB周波数10.678GHz(110)又は11.2GHz(124/128)、電源DC15V(110)又はDC11V(124/128V偏波)又はDC15V(124/128H偏波)。

下記アサヒサテライトのURLが非常にわかりやすい。
https://www.satellite.co.jp/cable-connector.html

本日の自習ネタ

  • thttpd

KLabが自社サービスのバックエンドで使用しているWebサーバ。
小さくて動作が軽いのが特徴らしく、同様のlighttpdと比較して機能がシンプル。

  • mimicom

Linuxで動作するシリアルコンソールソフト。

  • hping

ICMPの他、TCPUDPのパケットも送信可能なネットワークツール。

パケットキャプチャツール。
# tcpdump -w dump.dat
>キャプチャしたデータをdump.datファイルにそのまま保存
# tcpdump -r dump.dat -n host host1
>host1が送受信したデータのみ、IPアドレス表示にて、dump.datファイルに解析保存

Intel Virtualization technology

下記URLによると、2009年8月に新たにVTサポートしたIntel下位CPUは次のとおりらしい。

http://northwood.blog60.fc2.com/blog-entry-2949.html

Core2 Quad Q8300 SLGUR
Core2 Duo E7500 SLGTE
Core2 Duo E7400 SLGW3
Pentium D.C. E5400 SLGTK
Pentium D.C. E5300 SLGTL

CentOS 5.3 無線LAN設定

ideapad S10eでCentOS5.3の無線LAN設定を行った。

まず、無線LANドライバのコンパイル作業を行うため、下記URLを参考に、gnomeパッケージマネージャーより、開発ツール及び開発ライブラリをインストール、kernel-develとkernel-headersもインストール。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1127394646

次に、下記URLよりideapad S10eの無線LANドライバをダウンロードし、以下手順でインストール。

http://www.broadcom.com/docs/linux_sta/hybrid-portsrc-x86_32-v5_10_91_9.tar.gz

# tar xvzf hybrid-portsrc-x86_32-v5_10_91_9.tar.gz
# make -C /lib/modules/`uname -r`/build M=`pwd` clean
# make -C /lib/modules/`uname -r`/build M=`pwd`
# cp wl.ko /lib/modules/`uname -r`/kernel/drivers/net/wireless/
# depmod
# modprobe wl

但し、オリジナルのソースではmake通らなかったため、下記URLのとおり、以下のとおり一部修正。

http://d.hatena.ne.jp/mizincogrammer/20090610/1244614820

# vi src/include/typedefs.h
-typedef unsigned char bool;
+//typedef unsigned char bool;

尚、上記インストール作業前にyum updateを実施しており、その際、カーネルアップデートが実行され、makeでこけた(笑)。
そのため、update後のカーネルで再起動したところ、make通るようになった。eth1で無線LANバイス認識した。

system-config-networkで無線AP設定試みたが、AP認証できず、wpa_supplicantを追加で入れてみたが、依然として駄目。
MomongaLinux6での設定環境を参考に、system-config-network及びwpa_supplicantの使用を止め、nm-system-settingsで無線AP設定したところ、AP認証成功した。
但し、起動前にnm-appletにおいて、AP認証用のパスワードを聞いてくるのが少々うざい。

CentOS5.3 インストール

ideapad S10eの/dev/sda7にCentOS 5.3をインストールしてみた。
インストール後、別パーティションにインストールしているMintLinux7のgrubのmenu.lstへCentOS5.3の起動設定として以下のとおり追記。

title Cent OS 5.3, kernel 2.6.18-128
root (hd0,6)
kernel /boot/vmlinuz-2.6.18-128.el5
initrd /boot/initrd-2.6.18-128.el5.img

PC再起動し、grubメニューでCent OSを選択、起動途中で以下エラーメッセージが表示され、Kernel Pananicとなった。

"switchroot; mount failed"

上記エラーメッセージの前に、/proc、/sysのマウントエラーメッセージが表示されていたことから、下記URLを参考に、menu.lstのとおり修正(3行目を修正)。

http://www.linuxquestions.org/questions/fedora-installation-39/fc5-panic-after-install-433048/

title Cent OS 5.3, kernel 2.6.18-128
root (hd0,6)
kernel /boot/vmlinuz-2.6.18-128.el5 root=/dev/hda7
initrd /boot/initrd-2.6.18-128.el5.img

改めてPC再起動し、CentOSが無事起動した。